24時間じゃ足りない!?起業家のための時間管理術

くにみつ ひろし

姫路で起業するならSHARESへ。
クラウドファンディングや補助金、起業のご相談を受け付けております。
今日は「アイデアの宝庫!身の回りから起業のヒントを見つけよう!」についてお伝え致します。

起業家にとって、時間は最も貴重なリソースです。アイデアを形にするための作業、顧客対応、新たなビジネスチャンスを見つける時間など、やるべきことは山積み。気がつけば「24時間じゃ足りない!」と感じている方も多いのではないでしょうか?
しかし、限られた時間を有効に使うことができれば、成果を最大化し、ストレスも軽減することが可能です。今回は、起業家が効率よく時間を管理し、ビジネスとプライベートのバランスを取るためのコツを紹介します。

目次

目標設定を明確にして優先順位をつける

起業家にとって、すべてのタスクが重要に感じられますが、現実的には全てを同時にこなすことは不可能です。まずは「今週の目標」「今月の目標」「1年間の目標」を明確にし、それに基づいて優先順位をつけましょう。

例えば、最初の1年で月間売上100万円を目指しているなら、最優先で取り組むべきは売上に直結する活動です。営業やマーケティングに力を入れるべきであり、細かな事務作業は後回しにしても良いかもしれません。

具体例:
新規顧客の獲得が重要なら、営業の時間を毎日のスケジュールに組み込み、1日のうちで最もエネルギッシュな時間帯に行うようにします。それに対して、ウェブサイトのデザイン改善などのタスクは、優先度が低いため週末に回すなど調整できます。

タイムブロッキングで効率をアップ

時間を効率的に使うための方法として「タイムブロッキング」があります。これは、1日のスケジュールをブロック状に区切り、特定の時間帯に特定のタスクだけを行う方法です。このアプローチを使うことで、集中力を高めることができ、複数のタスクに気を取られることなく、一つのタスクに全力で取り組めます。

具体例:
午前中の2時間は新規プロジェクトの戦略立案、次の1時間はメール対応、午後の3時間は顧客対応、といったように時間ごとにやることを決めてしまうと、ダラダラと作業することを防げます。特にクリエイティブな作業は、エネルギーレベルが高い午前中に行うと効率が良いです。

デリゲーション(委任)を恐れない

起業家は「全部自分でやらなければならない」という気持ちになりがちです。しかし、時間管理の達人は、デリゲーションを上手に行います。自分がすべきでないタスクや時間がかかりすぎるタスクは、信頼できるスタッフや外部のプロフェッショナルに委任することで、自分のコア業務に集中できます。

具体例:
もし経理作業やデータ入力などのルーティンタスクが時間を占領しているのであれば、外注や専門スタッフに任せることを検討しましょう。例えば、月に数万円で会計事務所に業務を委託することができれば、その分を営業や戦略に注力する時間に充てられます。

テクノロジーを駆使して時間を節約

最新のテクノロジーを活用することで、時間管理の効率をさらに上げることができます。スケジュール管理アプリ、プロジェクト管理ツール、コミュニケーションツールなどを活用することで、情報の一元化や効率的なコミュニケーションが可能になります。

具体例:
「Trello」や「Asana」を使ってタスクを管理し、進捗を見える化する。「Slack」や「Microsoft Teams」でリアルタイムにチームとコミュニケーションを取り、メールの往復を減らす。会議の予定は「Google Calendar」で自動的に通知してもらい、忘れることを防止する。

自分のリズムを知って最適化する

時間管理で最も大切なのは、どの時間帯に最も集中できるか、自分自身を理解することです。人によって「朝型」か「夜型」かは異なります。集中力が高まる時間帯を把握し、その時間に最も重要なタスクを行うようにスケジュールを調整しましょう。

具体例:
例えば、午前中が最も集中できる人であれば、その時間にクリエイティブな仕事や重要な意思決定を行い、午後はルーティン業務や軽いコミュニケーションに充てるといった工夫ができます。また、昼休みを効果的に取ることで、午後の疲れをリセットすることも重要です。

まとめ:時間管理は「選択と集中」

起業家にとって、時間管理は「選択と集中」の繰り返しです。どのタスクに時間を割くべきかを見極め、優先順位を明確にし、効率的な働き方を心がけることで、限られた時間の中でも大きな成果を生み出すことができます。

自分に合った時間管理の方法を見つけて、ビジネスを成功へ導いていきましょう。どんなに忙しくても、時間は必ずしも足りないわけではありません。賢く使うことで、限られた時間の中で最大の成果を出すことができるのです!

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